令和元(2019)年度

令和元年度
学会賞

大迫 政浩 氏(国立研究開発法人国立環境研究所)

大迫氏は、学会発足の発起人として準備活動に奔走された。学会発足後、7年にわたり副理事長として学会運営を指導・支援された。研究面では国立環境研究所のチームを率いて多くの重要な研究をされるとともに第7回研究発表会の実行委員長もやられ、本学会の発展に著しい貢献があったと認められる。

 

学術賞

竹下 健二 氏(東京工業大学)

竹下氏は汚染土壌からのセシウムの除去に関する多くの論文を学会誌に発表するとともに、特に亜臨界水を用いた新しい技法を発展させるなど、環境放射能除染に関する学術研究の進展に顕著な貢献があったと認められる。

 

技術賞

釜田 陽介 氏(株式会社クボタ)

熱処理溶融技術による様々な固型物からのセシウムの高効率分離の研究を行い、また、高度減容化処理に関するプラント実証評価など、除染技術の進展に顕著な貢献が認められる。

 

奨励賞

万福 裕造 氏(農業・食品産業技術総合研究機構)

万福氏は、農用地の放射性セシウムの汚染について、セシウムの動態、土壌の溶融生成物の鉱物学的化学的特性の解明という基礎科学から汚染土壌の再利用など実用的対策まで幅広く研究され、学術的に大きな成果を挙げている。

 

奨励賞

島田 洋子 氏(京都大学大学院)

島田氏は、京都大学米田教授とともにいち早く除染研究をはじめられ除染についての一連の報文で、学術的な水準の高い論文を発信されてきた。また、学会誌のレフェリーとして、発表論文の質を高く維持することに貢献した。

 

功労賞

安原 昭夫 氏 (環境放射能除染学会)

事故時の対応から始まり、除染のための幅広い活動をされるとともに、本学会の立ち上げ当初から7年間評議員を勤め、また学会誌の編集委員会を組織して学術誌の発行に尽力されてきた。これらの活動により、本学会の発展に著しい貢献があったと認められる。

 

功労賞

行健除染ネットワーク

行健除染ネットワークは、郡山市行健小学校から始まった市民ボランティア団体で、その活動は学校内の洗浄からはじまり、環境放射能のモニタリングとホットスポットの除染を続けてきている。現在では福島県内のいろいろな所にも展開しており、地域の放射能対策に取り組み、環境の改善に著しい貢献があったと認められる。

 

一般社団法人環境放射能とその除染・中間貯蔵および環境再生のための学会

表彰委員会