第14回講演会
開催概要
「除染・減容化のための物理的分離法」
主旨:
除染土壌の減容化の手法として、環境省では75μmを分級点とした湿式分級による細粒分の分離を一般的な手法として提示しています。これは、土壌中の放射性が細粒分に高濃度に分布しているとの観察に基づいており、また、この手法は土壌の鉛汚染対策として実績のある手法であります。しかし一方で、実際の適用にあたって工夫する余地も多いと思われます。放射性セシウムを含む土壌が中間貯蔵施設に貯蔵され、その減容化が求められる現時点で、各機関のこれまでの成果を持ちより、最も良い手法が何であるかを評価し、或いは改良を考えるのは良いことと思われます。これに対応して講演会を計画しました。
奮ってご参加ください。
主 催:一般社団法人 環境放射能除染学会
日 時:平成30年10月22日(月)13:30~16:30
場 所:ハロー貸会議室新橋 H (ニュー新橋ビル8階)
定 員:70名
プログラム(予定)
タイトル | 講演者 |
JESCOの施設等の整備状況について 13:30~14:00 |
JESCO 小林 正明 |
湿式分級概論 14:00~14:30 |
鹿島建設株式会社 押野 嘉雄 |
農地土壌等の減容化/再生利用のための 14:30~15:00 |
京都大学 日下 英史 |
磁気力制御による除去土壌の 15:00~15:30 |
大阪大学 秋山 庸子 |
除染土壌の効率的な前処理のための 15:30~16:00 |
株式会社大林組 八塩 晶子 |
休憩 16:00~16:10 |
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フリーディスカッション 16:10~16:30 |
司会: 森田 昌敏
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※都合により講演者・プログラムが変更になる場合があります。
タイトルは一部仮題になります。